たまごの、ひとりごと。【 週休2日制 編 】

今日は月曜日〜。
弊社は、土日休みの週休2日制。

皆さんも、同じ週休2日制でしょうか?

本日は、今では当たり前となっている「週休2日制」についてです。

 
そもそも週休2日制は、”特に法令で制定されたものではない”ということをご存知でしたか?

労働基準法が制定されたのは、1947年。
第35条には「使用者は労働者に対して、毎週少なくとも1日の休日を与えなければならない」
と書かれています。
 
 
ん? 1日・・・?
 

では一体、どなたがありがた〜いことに、私たちの休日を週2日にしてくれたのか。

その人とは、皆さんもご存知、かの有名な松下幸之助さんです。
週休2日制は、1965年に松下幸之助さんの号令のもと、松下電器産業(現:Panasonic)が始め、
他の企業が導入し始めたのは、それから15年も後の1980年頃だそうです。
 

今回のお話のポイントは、この事実を知っているかどうかではなく、
次の質問に答えられるかどうか。
 

「松下幸之助さんは、なぜ週休2日制を導入したと思いますか?」
 

チクタク チクタク チクタク tttt・・・・・
 

□週1日の休みだなんて、心身ともやってられないから?
□松下幸之助さんが、たくさん遊びたいから?
□プライベートをもっと充実させたいから?
 

と、「いかにワークライフバランスを整え、プライベートを充実させるか」という
価値観を重視する傾向にある現代においては、このような答えが出た方も多いのでは?
 
 
では、真の答えはなんなのか。

 
 
答えはズバリ・・・!!!

「1日教養、1日休養。」
 
 

↓↓↓ 以下、松下幸之助さんの自身の著書「社員心得帖」の一部抜粋 ↓↓↓

我が社が週5日制になってから半年の月日が経ったけれども、
皆さんは週2日の休みをどのような考えで過ごしておられるだろうか。
1日教養、1日休養というように有効に活用できているだろうか。
2日の休みを無に過ごすのではなく、心身ともに自らの向上をはかる適当な方法を考え、
実行していただきたいと思う。

 
 
要するに「2日の休みのうち1日は自身の成長の機会に当てるためであり、
単に休みを2日にするものではない」というのがポイントです。
 
これが週休2日制導入の背景だったんですね!
ちょっとドキッとした方、いますよね?
この事実を知った時、私もちょっとドキッとしちゃいました(笑
 

ということで、この事実を知り、1日でも早くデザイナーとして成長したい私は、
月曜日〜金曜日の5日間はバシバシ働き、土曜日は思いっきり羽を伸ばし(休養)、
日曜日は私が通っていたデザインスクールで講師のアシスタント(教養)をしています。

私は、他者にも自分自身にも甘々なもので、、、1人では長続きしません。
そのため、自らを「やらざる得ない環境」に置くようにしています。
そして今回、ありがたいことにアシスタントとして最高の環境にいさせていただけることになりました。

 
たまごがアシスタント?という心配の声が聞こえてきそうなので、
このことについてはまた次回ー。
 

では、今週も元気に頑張りましょう!

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