たまごの、ひとりごと。【 新プロジェクト始動 編 】

新たなビッグプロジェクトで「日本酒」を扱うこととなり、
日本酒のことを知らねば始まらない!と酒蔵訪問をスタートさせました。
 

第1回目は、兵庫県神戸市東灘区にある「酒心館」。

十三代に渡り「福寿」の名を守り続けている歴史と伝統のある酒蔵さんです。

デパートなどの日本酒コーナーでどっしりと存在感のある
「福寿」のラベル文字を見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

今回私たちは、急だったこともありセルフ見学でしたが、
2日前より事前申し込みをすると案内をしていただけるそうです。

館内はとても綺麗で、写真映えスポットもいくつかありました。

東明蔵内エントランスにて酒造りビデオを鑑賞した後、
リーフレット等を見ながら館内を一周。そして、もちろん試飲コーナーへ。
 

私(日本酒好きのど素人)の感想は、
クセがあまりなく口当たりのいい日本酒で比較的どなたでも飲みやすい。です。

これだけでは福寿の良さが伝わらないかと思いますので、以下HPを引用させていただきます。

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福寿は兵庫県の環境に育まれた日本酒。

地産地消のお酒である福寿は、兵庫県の恵まれた環境で育まれた酒米から作られます。
 
酒米の産地である兵庫県の六甲山麓は瀬戸内海式気候であり、風も穏やかで夏は涼しく、冬も比較的暖かな一年中過ごしやすい気候です。
 
しかも、稲の実りが始まる夏の頃には明け方は涼しく、日中との気温差が10度以上になることも実りの良い稲を育む秘密です。
 
また、六甲山は花崗岩の成分を含む粘土質の土地であり、ミネラル豊富な土が大きな粒の酒米を育てます。

山田錦という銘柄の酒米が特に福寿の醸造に使用されていますが、この産地と質にこだわった高品質の酒米を使っているのも福寿のこだわりです。
 
また、福寿は水にもこだわった銘柄であることはよく知られています。
日本の名水百選にも選ばれている「宮水」は六甲山の湧水であり、六甲山の花崗岩成分が溶けだしたミネラル豊富な水です。
 
六甲山は程よく瀬戸内海にも近いことから塩分も含まれ、水ながら味わい深さを持つ宮水は非常に日本酒の醸造にも向いた水であると言えるでしょう。

そんな兵庫県の環境に磨かれた相性の良い水と酒米をこだわって使用し、兵庫の風土が感じられる一杯が福寿の魅力です。
  
唯一無二の酒造り、と題して1700年代中盤から脈々と受け継がれてきた酒造りは江戸時代から灘の名酒として日本全国で知られ、数百年を経た今も味の追求を続けています。
 
芳醇な味わい、エレガントさ、バランスの良さを追求し、材料へのこだわりを極めて杜氏の技を磨き続けています。
 
麹造りから醪造りなど全工程の随所にこだわりを見て取ることが出来ますが、
特に発酵した酒米を袋に入れて吊るすだけの袋絞りという方法で絞られることが特徴的です。
 
全く圧力を加えずに絞るため、他の日本酒に比べて同じ量の酒米から作られる酒量は少なくなってしまいますが、
特に上質な一滴を絞ることが出来るので雑味の無い味わいが実現できるのです。
 
この贅沢とも思える工程こそ、福寿の澄み切った味わいを実現する秘密なのです。

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約1年程度の期間をかけ行う今回の「日本酒プロジェクト」。
これからしばらく、この話題が登場するかと思います。
今後も様々な酒蔵さんを訪問し日本酒の知識を増やしたりと、今回のプロジェクトに精力的に取り組みたいと思います!
 

Ps.
ちなみにのお話ですが、「福寿」という酒銘は、七福神の一柱「福禄寿」に由来しており、

この酒を飲んでいただく方々に、財運がもたらされますようにとの願いが込められているんだとか。
そんなおめでたいお酒なので、贈り物としても喜ばれそうですよね!

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