吉田ユニ展 ” PLAYING CARDS “


 

念願の「吉田ユニ展 “PLAYING CARDS”」へ行ってきました。

「PLAYING CARDS」は、5年に及ぶ構想期間を経て形となった、
54枚全てのトランプカードを写真で表現した作品。

誰もが知っているトランプの絵柄が、
お菓子や果物、文房具など日常的なモチーフによって表現されています。

「日常の小さなところにも幸せを発見できる」という吉田ユニさんのメッセージが込められた作品です。

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全て撮り下ろしの作品は、観れば観るほど新しい発見と驚きがあります。

普段のアートワークは1〜4枚程度のシリーズであることが多い吉田ユニさんですが、
今回はジョーカー2枚を含む全54枚。
会場全体を囲う、そのボリューム感は貴重かつ圧巻でした!!!

このアイテムをそんなふうに使うんだ!という驚きはもちろん、
1つのアイテムで、2つのことを表現しているところがさすが吉田ユニさん。
 

私の1番のお気に入りは、スペードのA。
深い紫色に染められた唇とソリッドで光沢のある爪でスペードを表現。
う、う、美しい、、、。
 


 

そして何よりも楽しみにしていのは、
吉田ユニさんの手書きスケッチや実際に撮影で使われたプロップの展示。
どの段階のものかはわかりませんが、かなり書き込んでいる印象でした。

美しく見やすいように工夫されたプロップの展示は、吉田ユニさんご本人が並べたものだそう。
(この場に吉田ユニさんが、、、と思うとなんだかドキドキしちゃいました。笑)
見えない紙の配置にまでこだわって並べられたというエピソードに、
改めて吉田ユニさんの強いこだわりを感じます。
 


 

私たちが伺った際は、来場者の大半が若い女性。
お菓子やフルーツ、リボンといた可愛らしいアイテムが使用されていて、女心鷲掴み。
至る所で「すごーい!かわいいー♡」のオンパレードでした。笑

普段、あまりデザインに関心がない層から支持される。
そういうクリエイティブができる吉田ユニさん、やっぱり好きだなーと。

ワクワクとトキメキが止まらない吉田ユニワールド全開のとても魅力的な展示会でした。

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