2023年、逃げ回るウサギにはならないように。

あけましておめでとうございます。

今年の正月三が日は天気にも恵まれて、清々しい一年の始まりを感じることができました。
ここ数年は流行病の影響があって、初詣をはじめ、毎年行っていた恒例ごと(行事)を自粛されていた方も多いのではないでしょうか。

私もその一人で、毎年「成人の日」を活用して、趣味の自転車で「少し足を伸ばす初詣」を行っていましたが、ここ2年ほどは自粛。
先日の成人の日に2年の自粛期間を経て久々に自転車プチ旅初詣へ行ってきました。

自転車プチ旅初詣と言っても今回の行き先は京都ですし、ずっと自転車で走るわけではなく、電車(に自転車を乗せて移動する輪行)を活用しながらのプチ旅ですので、エンジョイ要素の高い「今年のやる気スイッチを入れる儀式」(!?)的なものです。
 
 
今年は2箇所ほど参拝したのですが、まずは「岡﨑神社」。
今年の干支は「卯」。ご存知の方も多いかと思いますが、京都市にある「岡崎神社」はうさぎに縁のある神社で境内はうさぎだらけ。
予想はしていましたが、9時過ぎの参拝だというのに多くの参拝者でゴッタ返していました。
人が多いのは苦手なのですが、数年前は流行病のお陰で行動を制限されていたのが、世間的にも個々的にも徐々に流行病と上手に付き合いながら生活するスタンスができてきたのはある意味喜ばしいことですね。

2箇所目は岡崎神社から自転車で南下。
世界的にも有名で人気な神社「おいなりさん」こと「伏見稲荷大社」、商売繁盛のご利益で有名ですね。
最近はInstagramの流行もあって、フォトジェニックな場所に人が殺到する現象が各地で起きていますが、本社も例外ではありません。
日本人だけでなく海外の方も多く参拝されていて、それもそのはず、日本の観光スポット人気ランキングで伏見稲荷大社は堂々の1位だそうです。納得。
 
 
それなりに人も多くて多少の疲労感を覚えましたが、世間的にもこうやって恒例ごとを再開できるようになったことはとても嬉しく思います。
「当たり前のことが当たり前にできる喜び」、色んな意味でちゃんと考えたいですね。
目の前の仕事が当たり前のようにあるのではなく、「日々の積み重ねで目の前の仕事が生まれている」ということをちゃんと理解して、ひとつひとつの仕事に向き合っていきたいなと改めて思いますし、常に心の片隅に置いておきたい自戒の念です。
そして今年は恒例ごと=ルーティンを大切にしたいと思います。
ルーティン「ワーク」という意味のルーティンではなく、自分にとって好循環を生む日課や手順、決まりの所作を大切にすることで、ここ数年崩れてかけてきた「自律」を整えていきたいという目的と、無意識の習慣の精度をもっと高めたいという目的です。

昨年も良いご縁に恵まれ、新しい仕事も生まれてスタッフの成長にも繋がりましたし、難題に直面しながらもそれらを乗り越えてまたさらに知識と経験と実績を積むこともできました。
やはり面白いもので、一年を通して常に順風満帆ということはなく、苦難や困難は少なからずあります。しかしその苦難や困難から逃げていては一生成長はありませんし、そもそも「プロ」としてクライアントに申し訳が立ちません。今年もそのスタンスは変えず、「苦しい(難しい)仕事でも楽しめる仕事に変換」しながら取り組んでいけたらと思います。
また、昨年は悪縁や悪習慣に関して対処でき、色んな意味で「整理」できたことは非常に大きく、今後の私自身やA.D.G、共に頑張ってくれているスタッフの進むべき方向ややるべきことをさらにクリアにできた気がします。
そういった経緯もあって、昨年の11月ごろからは新しいプロジェクトの構想にも着手することができ、これまでとは違う新たな目標とやり甲斐ができた状態で2023年をスタートすることができました。

兎にも角にも、2023年も目の前のことに一所懸命取り組みながらしっかり成長していきたいと思いますので、本年もA.D.Gをどうぞよろしくお願いいたします!
 
 

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